FX会社の選び方のポイントは?
どんな条件でFX会社を選ぶとトレード初心者でも失敗しにくいのか?
国内だけでも50社以上もあり、海外のFX会社を含めると本当に膨大な量になります。
間違ったFX会社を選んでしまうと取引以外の部分で損をしたり、不安になることもあるので注意して下さい。
FX会社を選ぶポイントを知って安心&安全な取引を行いましょう。
目次
トレード初心者でも安心できるFX会社を選ぶポイントは?
私が考えるトレード初心者が安心して登録&入金できるFX会社を選ぶ際の重要なポイントは、
- 財務の健全性
- 顧客の多さ
- スプレッドが小さいこと
- 各種手数料
- コールセンターの営業時間
- 金融商品取引法による登録を受けているか
- 信託保全を行っているか
上記7つのポイントをチェックできれば、失敗しないFX会社選びができるでしょう。
どのような部分に気をつければ良いのか?
項目ごとに解説していくと・・・
財務の健全性とは?│FX会社選びのポイント①
金融庁に認可されているFX会社であれば、この点は全く心配しなくて良いでしょう。
その理由は簡単で、
信託保全によってトレーダーの資産が守られているから。
ただ実際にFX会社が倒産すると、非常に面倒な手続きが必要だったり、資金がスムーズに戻って来ないといった恐れがあります。
倒産するリスクの低いFX会社を選ぶことが大切だということ。
そういった点からもまずはFX会社の財務状況を確認するようにしましょう。
財務面で特にチェックしないといけないのが資本金。
資本金とは、会社が出資を受けたお金で基本的には返す必要がないお金のこと。
資本金の額がある程度大きい方が財務基盤は強いと判断できます。
自己資本規制比率もチェックしてください。
日本では自己資本規制比率は120%以上に保つことが法律で義務づけされていますので、120%ギリギリの会社ではかなり不安だと考えて避けるようにしましょう。
顧客の多さとは?│FX会社選びのポイント②
顧客数(口座数)の多さはFX会社を選ぶ際のわかりやすい基準のひとつ。
顧客数が多く人気がある会社ということは、入出金のしくみやツールなども含めて使い勝手がいいということ。
また顧客数の多さはFX会社の売上&利益の増加につながり、財務の健全性にも良い影響を与えます。
スプレッドが小さいこととは?│FX会社選びのポイント③
FXは売買手数料無料が業界標準なので、トレーダーが唯一支払う取引コストはスプレットです。
当然ですが、スプレットは小さければ小さい方が利益をあげるには有利になるということ。
スプレッドはFX会社ごと、通貨ペアごとでも異なります。
自分が取引したい通貨ペアのスプレッドが小さい会社を探すようにしましょう。
各種手数料とは?│FX会社選びのポイント④
FX会社によってスプレッド以外の部分で手数料がかかる場合もあります。
代表的な手数料としてはFX口座に入金したり、FX口座から指定の銀行口座に出金する際にかかる入出金手数料。
銀行振込でしか入金できないFX会社の口座では振込手数料が発生します。
クイック入金と呼ばれる入金方法を導入しているFX会社であれば、FX口座にお金を入金する際の手数料は不要。
FX会社が提携している金融機関で入金手続きをすれば、FX口座に即座に入金されるオンライン入金方法のこと。
ほとんどのFX会社ではクイック入金にかかる手数料は無料になっています。
便利なFX会社になると、ほとんどの都市銀行とクイック入金の業務提携をしていますので、これも重要なポイントでしょう。
クイック入金が使えないと手数料がかかるだけでなく、取引タイミングを逃してしまうことも。
また一部のFX会社では、売買する際に取引手数料を取る場合も。
FX会社はスプレッドによる収益もあるので、取引手数料が設定されているFX会社は良心的とは言えませんよね。
取引手数料が無料のFX会社はたくさんあるので、それらの中から選ぶようにしてください。
コールセンターの営業時間とは?│FX会社選びのポイント⑤
FXの経験が豊富な方であれば利用する機会は少ないでしょうが、はじめてFXをするトレーダーにとってコールセンターは非常に心強いもの。
優良なFX会社ではコールセンターが24時間対応しているところもあります。
またFX会社の中にはLINEによる問い合わせに対応しているところも。
いつでも手軽に質問ができるというのは、FX会社選びのひとつのポイントになります。
金融商品取引法による登録を受けているかとは?│FX会社選びのポイント⑥
日本の居住者を対象にした金融商品取引業を行う場合は、金融商品取引法による登録が義務付けられています。
ところがFX会社によっては、金融庁から認可を受けないまま営業をしているところも。
許認可を受けずに金額商品取引業を行うことは禁止されており、違反した場合は5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金となります。
FX会社を選ぶ際には必ず金融商品取引法による登録を受けているかどうかもチェックしましょう。
信託保全を行っているかとは?│FX会社選びのポイント⑦
FX業者を選択する上で信託保全は絶対条件だと考えてください。
ユーザが入金した金額に評価損益等を加味した金額を、会社の資金とは区分して管理する方法のこと。
万が一FX業者が経営破綻した場合でも、ユーザーの資産はFX業者の資産とは区分して保護されます。
ユーザの資産はFX業者ではなく信託先が預かることになるので、FX業者が倒産した場合にお金が返ってこないというような事はありません。
FX会社を選ぶポイントの記事まとめ
この記事ではトレード初心者がどのようにFX会社を選べばよいのか?ということについて解説してきました。
- 財務の健全性
- 顧客の多さ
- スプレッドが小さいこと
- 各種手数料
- コールセンターの営業時間
- 金融商品取引法による登録を受けているか
- 信託保全を行っているか
全てが達成できていれば心配しなくても良いと思います。
逆にいくつか達成できていない会社でも、いくつかの項目が突出していれば問題ないことも。
取引する通貨ペアの種類やレバレッジなども考慮して、あなたにあったFX会社を選ぶようにしてください。