FXの取引をする際に必要になるコストはスプレッドと取引手数料。
取引手数料はなんとなくイメージできますが、スプレッドって何?と感じる人も多いのではないでしょうか?
スプレッドとは何かということを解説しながら、基本的な取引コストについて紹介します。
ただスプレッドも取引手数料も利用するFX会社や開設する口座によって変わりますので、その点は最初に理解して教えて下さい。
目次
FXで通貨ペアの取引をする際に必要になるコストは何か?
国内FX業者でも海外FX業者でも、通貨ペアの取引をする際に必要になるコストが2つあります。
- 取引手数料
- スプレッド
それぞれの意味について解説しますので、どのように発生し、どのくらいの費用負担をしなければならないのかを理解しておきましょう。
FXの取引手数料とは?
取引手数料については非常にわかりやすいと思います。
1回の取引につき◯◯円として計算されるもので、利益を確定させる為には往復の手数料が必要になります。
以前は非常に高い取引手数料が必要でした。
しかし現在はネットでの取引が中心になり、取引手数料をほぼ取る会社はありません。
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FXのスプレッドとは?
FXの取引に必要なスプレッドですが、FX会社の為替レートを見るとわかりやすいと思います。
買値(ASKまたはBUY)と売値(BIDまたはSELL)の2つの価格が表示されており、買値と売値の差をスプレッドと呼びます。
この場合は、売りの104.999円と買いの105.014円の差額の0.015円がスプレッドということ。
仮に日本円で米ドルを購入し、全く同じ為替レートの時に売却しても、スプレットの分だけ損失が発生することになります。
スプレッドは私たちトレーダーが支払うコストであり、FX会社にとっては大事な収入源ということ。
トレーダーから見ると、スプレッドが小さい方が利益を出しやすくなりので、XMトレーディングにはZero口座があります。
スプレッドの幅が狭いと数多く売買しても支払う手数料が少額で済むから。
逆にスプレッドの幅が広いとスキャンピング(デイトレ)には向かず、スプレッド分の取引コストが高額になります。
スプレッドの幅はFX会社によっても変わりますし、通貨ペアや取引タイミングによっても変動するもの。
1.0pips以下のスプレッドの違いでも、スキャンピングを繰り返すなど頻繁に売買すると、収益を圧迫しますので注意して下さい。
スプレッドの計算方法?具体的にどうすればよいのか?
先ほどの取引画面を元に説明したいと思います。
上記画面では1.5銭がスプレッドになりますが、実際の取引ではいくらかかるのかわかりにくいですよね。
1.5銭は通常の取引レートでは0.015円と表示され、そこに取引数量をかけたものが実際のスプレッド。
取引数量が1万通貨であれば、0.015×10,000でスプレッドは150円になります。
取引数量が増えれば増えるほど、スプレッドとして負担する金額が増えますので注意して下さい。
特にスキャンピング(デイトレ)をメインにする人は、スプレッドの狭い口座を選ぶようにしましょう。
FX業者はスプレッドの比較をして選ぶ時代に
ここまで説明してきたようにスプレッドはFX業者によって異なります。
どのくらいのスプレッドで買値や売値を提示できるのか?低スプレッドで安定した為替レートを提供できるのかがFX業者の腕の見せどころ。
インターネットでスプレッド比較と検索すれば、各社のスプレッド一覧が合ったり、比較できますので好みのFX業者を選んでください。
FXの取引に必要なコストの記事まとめ
この記事ではFXの取引に必要なコストについて解説してきました。
- 取引手数料:ネット経由なので現在はほぼ無料
- スプレッド:買値と売値の差額のこと。スプレッドが狭いほど取引時のコストは安くなる
スプレッドが狭いのもFX会社を選ぶ基準になりますが、ボーナスの有無や使えるマーケティングツール。
FX会社の信頼性やレバレッジなども考慮して、総合的にFX業者を選ぶようにしてください。
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