FXが人気の理由とメリットやリスクなど基本情報を徹底解説!

FXが人気の理由とメリットやリスクなど基本情報を徹底解説!

以前と違って日本人は貯蓄するだけではお金持が増えない時代になってしまいました。

 

収入が中々増えずに、子育て世帯では夫婦共働きが当然になりつつありますよね。

 

そこに新型コロナウイルス感染症が打撃を与え、これまで以上に副業することを考える人が増えています。

 

そんな状況もあり、FXに注目する人が増えています。

 

なぜ日本人がFXを選ぶのか?

メリットやデメリット、リスクなどFXを始める際に知っておくべき情報をまとめて紹介しますので参考にしてください。

 

FXのメリットは何があるのか?

FXのメリットは何があるのか?

日本でFXが人気の理由は、

日本人に人気の理由
  1. 資金の投資効率が良い
  2. 取引時間がとても長い
  3. 金利差が発生する
  4. 売りからも始められる
  5. 手数料が無料で取引できる会社が多い

 

それぞれの項目について詳しく紹介すると、

 

FXは投資案件の中でも資金効率がとても良い

 

FXにはレバレッジという仕組みがあり、実際に取引する金額より少額の資金で売買することができます。

 

証拠金取引という仕組みがあり、証拠金を担保にすることで使う資金よりも大きな金額を動かすことが可能。

 

証拠金の額はFX会社や通貨ペアによって異なります。

 

日本では金融庁が最大レバレッジを25倍に設定していますので、それ以上のレバレッジの取引は不可。

 

海外のFX会社は金融庁の影響を受けないので、888倍や1,000倍、なかには3,000倍というレバレッジで取引できる会社も。

 

レバレッジが25倍の場合は、取引額の25分の1の資金をFX会社の取引口座に入金しておくことが必要になります。

 

過去に株式売買をしたとこがある人ならご存知だと思いますが、日本の株式の信用取引のレバレッジは最大でも3倍。

 

FXと株式のレバレッジの違い

日本国内で比較しても8倍以上のレバレッジ差があるので、どれだけ資金効率が良いかわかりますよね。

 

レバレッジが高く価格変動が大きいとそれだけ資金を失うリスクがあります。

 

株は取引時間内でも悪材料等で比較的大きな価格変動が起こりますよね?

 

しかし為替の場合は基本的に1日で1~3%程度しか変動しませんので、高レバレッジの取引でもそこまでリスクが高いわけではありません。

 

急激な価格変動による自動ロスカット(自動決済)で一気に投資資金を失いたくない人は口座の資金を多めにしておくことで安心して取引できます。

 

リスクコントロールを行いつつ、手持ちの資金を効率的に運用できるのがFXの魅力のひとつですので、しっかり勉強して資産を増やしてください。

 

FXは株式市場よりも取引時間が長く好きな時に売買できる

 

日本の株式市場は平日9時〜15時まで開いていますので、サラリーマンやOLさんだと、じっくりチャートを見て取引を行うことはできませんよね?

 

お昼休みや会社のトイレでこっそりトレードしているなんて人も多いのではないでしょうか。

 

株や投資信託は取引所が開いてる時間しか売買できませんがFXは違います。

 

FXの取引時間

インターネットに接続できる環境があれば、スマートフォンからでも24時間いつでも取引することが可能。

 

デイトレ(スキャンピング)でチャートを見ながら、じっくり取引したいという人にFXはおすすめなんです。

 

24時間365日、いつでもどこでもできるというのが、サラリーマンやOLさん、主婦にも人気がある理由のひとつ。

 

使用するFX会社により多少ズレがありますが、月曜日の6時00分~土曜日の6時00分まで取引できます。

 

取引時間が長いだけでなく、為替市場は昼間は落ち着きがあり、最も活発に動くのが22時~2時の時間帯。

 

会社から帰ってきて自宅でゆっくりしている時間帯に稼ぐことができます。

 

取引時間の長さと日本人に合った市場の動きがあることで、サラリーマンや主婦の投資案件としてFXはおすすめ。

 

FXでは金利差が発生し儲けることもできる

 

FXには、「スワップ」と呼ばれる金利差が発生する仕組みがあります。

 

各通貨の金利はそれぞれ異なり、通貨を売買すると取引した通貨間の金利差を受け取る、もしくは支払う義務が発生。

 

金利差をうまく利用してスワップ益を得ることができるのがFXの強み。

 

スワップ益の支払いが発生する場合もありますので、そこは理解しておきましょう。

 

通貨同士のスワップは日々変動しますので、利益を上げたい場合はFX会社のHPや取引画面で当日のスワップレートを確認してください。

 

すでにスワップを受け取るためのポジションを確保している場合も、為替変動による損益が発生する場合があるので、その点も忘れないようにしてください。

 

FXの取引は売りからでも始められる

 

FXは買いと売りのどちらからでも売買を開始できます。

 

〇〇ショックなどと呼ばれる暴落が発生した時に、街頭インタビューなどで「あ~損したよ~」と言っている人がいますよね。

 

株の長期保有をしているとそういう事態に巻き込まれることも。

 

しかしFXは売りから始めることができるので、アベノミクス相場だけでなく、リーマンショックでも資産を激増させた人もいます。

 

買いよりも売りの方が利益が出るのが早い傾向があることから、「売り坊」と呼ばれる売り好きのトレーダーが多いのもFXの特徴のひとつ。

 

FXの取引手数料はほとんどの会社で無料に設定されている

 

FXの取引手数料はほとんどの会社で無料に設定されています。

 

(リピート注文という特殊注文や、取引所FXという種類のFXでは手数料がかかる場合も)

 

トレーダーが取引コストとして意識すべき点は2つで、

 

FXの取引コスト
  • 新規注文が約定した直後に買値と売値の差額分マイナススタートになること
  • 金利の高い通貨を売り注文から取引スタートしたり、金利の低い通貨を買い注文から取引スタートしたら金利差を支払うこと

 

このように多くの部分でメリットがあるので、株式よりもFXを選ぶ日本人が多いのだと思います。

 

少額の資金でスキマ時間に稼ぎたいと考えているのなら、間違いなくFXはおすすめの投資案件ですよ。

 

FXのリスクも理解して取引を行おう!

FXのリスクも理解して取引を行おう!

投資効率がよいFXですが、ノーリスクというわけではありません。

 

FXにも様々なリスクが存在していますので、これから紹介する内容は絶対に読んでおいてください。

 

元本が保証されているわけではないので、リスクを十分に理解しておく必要があります。

 

FXで発生する典型的なリスクを抜粋して紹介しますので、他にもリスクがあることを理解しておいてください。

 

FXのリスク
  1. 為替変動リスク
  2. 金利変動リスク
  3. 流動性リスク
  4. 信用リスク
  5. オンラインリスク

 

上記5つのリスクについて詳しく紹介しますので参考にしてください。

 

FXの取引には為替変動リスクが存在している

 

FXの外国為替市場では、24時間常に為替の価格が変動しています。

 

為替価格の変動は各国の経済、社会情勢等により急激な変動となることもあり、予測と一致しなかった場合には為替差額が発生することに。

 

為替変動リスク

相場の急変時には、ロスカット取引(自動決済)や反対売買による決済の取引が成立しにくい場合も。

 

口座の状況によっては、預けた証拠金額を大きく上回る損失を出す可能性もありますので、FX会社を選ぶ際のポイントひとつ。

 

具体的に円と米ドルの為替相場の推移を参考に考えてみると・・・

 

円高(1)となった場合

国内で170万円相当の車を1ドル114.732円の相場を参考に、米国内では15,000ドルで販売しようと考えていました。

 

販売は好調でしたが、この後急激な円高(円の価値が高まる状態)となり、ドルを円に交換する4ヶ月後には1ドル104.624円という価格に。

 

日本円に換算すると156万円という価格になり、15万円相当の損失が発生した計算となります。

 

円安(2)となった場合

プラスチック加工業者が石油を1ドル104.624円の相場を参考に1億円相当量輸入し、対価の支払を8ヶ月後とする契約を結びました。

 

ところが急激な円安(円の価値が弱まる)により契約金額を支払う時点では1ドル114.083円となってしまい、1億1,400万円相当を支払わなければなりません。

 

1,400万円相当の負担が増加した計算になります。

 

 

FXの取引には為替変動リスクが存在している

 

  • (1)の時点で持っていたドルを売って円に換える場合、円高になると損失が発生します。
  • (2)のようにドルを買って支払いをする場合、円安になると負担が大きくなり損失が発生します。

 

為替変動リスクを避ける方法は?

 

為替は日々変動していますが、将来のある時点で外貨と円を交換する際の為替レートを前持って確定してしまう「為替予約」という方法があります。

 

契約によって商品代金の受取や支払いの期日が既に決まっている場合、契約日の為替レートを事前に決定してしまえば、為替相場が大きく変動しても損失を被ることはありません。

 

業績へのリスクを回避するために、海外の企業と高額な取引がある場合の円建の売上が減少するリスクを避けるための目的で使われます。

 

FXの取引には金利変動リスクが存在している

 

為替相場の変動要因のひとつが金利。

 

スワップ金利目的でFXを始める人もいるかもしれませんが、スワップ金利は各国の経済状況や金融政策を反映しており、日々変化し続けます。

 

金利水準によってスワップポイントの受取、又は支払い額が変動することや、場合によっては受け払いの方向が逆転する可能性も。

 

金利変動により追加の資金が必要になることや、ロスカット値が近くなること、場合によっては自動でロスカット取引が行われることもあるので注意してください。

 

FXの取引には流動性リスクも存在している

 

流動性リスク

流動性リスクとは、取引量が少なくなり希望している価格での売買ができなくなるリスクのこと。

 

当たり前のことですが、「売買」というのは買いたい人がいるから売れますし、売りたい人がいるから買う事ができますよね。

 

もし「誰も買いたくない」と思っている場合は売ることはできませんし、「誰も売りたくない」と思っている場合は買うことができません。

 

通貨の売買を繰り返している以上、まずはこのような流動性リスクが常にあるということを認識しておきましょう。

 

流動性リスクが高くなる2つの理由とは?

 

市場参加者自体が少ない場合

 

売り手と買い手がそれぞれ100人ずついる市場と、売り手と買い手がそれぞれ10人ずつしかいない市場では前者は取引が成立しやすいですが、後者は取引が成立しずらいですよね。

 

市場参加者が少なければ少ないほど流動性リスクも高まります。

 

もう一つは、市場状況の急変による場合で、大暴落を起こした時にはたくさんの売り注文はありますが、買い手がおらず取引がほとんど成立しなくなります。

 

市場参加者自体はいても、ある一方方向への注文が殺到することでほとんどの取引が成立しない状態に。

 

他にも・・・戦争、自然災害、デフォルトなど様々な要因で市場状況が急変することがあります。

 

市場全体に大きな影響を与える事象が起きた時には流動リスクが高くなりますので、ポジションを持っている場合は注意しましょう。

 

為替相場で流動性リスクが高くなると以下のようなことが起こります。

 

スプレッドが開きやすくなる

 

最も大きな影響と言えるのが「スプレッドが開きやすくなる」ということ。

 

流動性リスクが高くなるとFX会社はスプレッドを広げてリスクヘッジします。

 

流動性リスクが高い時はスプレッドも比例して広がるということを理解しておきましょう。

 

FXの取引には信用リスクがある

 

FX会社も業績不振などで破綻する可能性は否定できません。

 

信用リスク

信用リスクとは、FX会社が破綻した場合に起こるユーザーに対して不利益が発生する可能性があるという事。

 

金融庁のサイトにも

 

信用リスクについて

外国為替証拠金取引業者は、取引において業者自身に損失が発生する場合があり、業者が破綻に至った場合には、顧客に不利益が発生する可能性がある
と記載してます。

 

起こりうる不利益は2つ、1つはFX会社に預けていたお金の返金と、倒産時の強制決済。

 

商品を買うためにお金を先払いしていたのに戻ってこない、なんていうトラブルを度々ニュースなどで耳にしますよね?

 

FXの場合はユーザーから預かったお金は信託銀行に預けられFX会社の資産とは別で管理されます。

 

もしFX会社が倒産しても預けたお金はしっかりと戻ってくるのでそこは心配しないでください。

 

ただ倒産時の強制決済は避けられません。

 

FX会社が倒産した瞬間にその時取引中だったものは強制的に決済されてしまうので、状況によっては損失が発生する恐れがあります。

 

高いレバレッジを求めて海外のFX会社を利用すると、出金できないなどのトラブルにハマることも。

 

資本や資金力が高い、金融商品取引業者登録を受けたFX会社を選ぶと安心でしょう。

 

(※)信託銀行とは、通常の銀行としての機能の他に「信託業務」と「併営業務」を行っている銀行の事を言います。

 

FXの取引にはオンラインリスクも存在している

 

為替には直接関係ないことですが、FXはオンラインで取引をするので、通信障害が発生してトレードしたい時にできない場合も。

 

パソコンの故障やウイルス感染、スマホの電波が届かないといった事態もあるかもしれません。

 

電子取引システムの場合、注文の受付に人手を介さないため、売買注文の入力を間違えた場合、意図した注文が成立しない、あるいは意図しない注文が成立することも。

 

インターネットの環境状態により価格情報が遅延し、電子取引システム上の価格情報と市場の実勢価格との間で乖離が発生する可能性も。

 

電子取引システムを利用する際に用いられるユーザーID、パスワード等の情報が、窃盗、盗聴などにより漏洩した場合、その情報を第三者が悪用することにより、損失が発生する可能性も否定できません。

 

外貨預金・株・投信などの投資手法とFXの違いとは?

外貨預金・株・投信などの投資手法とFXの違いとは?

 

ドルやユーロを銀行に預ける「外貨預金」と様々な通貨を取引できる「FX」。

 

両方と外貨を使った資産運用として知られていますが、実際にはかなり違う部分があります。

 

他にも株や投信とFXは何が違うのか?

 

簡単に説明しますので、あなたに合った投資手法を選んでください。

 

外貨預金とは?

 

外貨預金とは?

海外のさまざまな通貨を金融機関に預金すること。

 

日本円を銀行に預けるのと同じ感覚で分かりやすく手間がかかりませんし、国内の銀行でも対応しています。

 

外貨預金には2つの特徴があり、

 

日本円に比べ、比較的高い金利が受けられる

 

超低金利と呼ばれる日本とは異なり、世界には高金利の通貨も存在します。

 

高金利の通貨をまとまった金額で預けておけば、それだけ高い利子を受け取る事ができるので、金利差を狙って外貨預金をする人も。

 

ただ日本円に換金する時に為替レートが大きく変動することがあるので、そこは注意しましょう。

 

為替レートの差益・差損が発生する

 

為替レートは日々変化しています。

 

例えば、1ドル100円の時に10,000ドル(100万円分)を預金したとしましょう。

 

円安が進み1ドル110円になると日本円で110万円になり、10万円の為替利益が発生します。

 

逆に円高になると、為替変動による損失が発生する場合もあるので、日本円に換金する際には注意が必要です。

 

※実際の取引には為替手数料が発生します。

 

株式投資とは?

 

必要な情報

株式投資は、株式市場に上場している企業が投資対象になります。

 

日本の株式市場に上場している企業は3,600社以上あり、そのすべての銘柄が投資対象。

 

株式投資では、たくさんある銘柄の中からどの銘柄に投資すべきか、銘柄選定の部分がとても重要になります。

 

本来的に株式を買うことは、その企業の将来性や成長性を期待し応援するということ。

 

値上がり益ではなく、配当や株主待遇狙いの投資もできますので長期投資向き。

 

長期投資を基本コンセプトにすべきですが、デイトレで株式売買を繰り返す人もいるので、取引手法は多岐にわたります。

 

銘柄の選択や投資タイミングがうまくいけば大きな収益が期待でき、銘柄選びを失敗すれば、元本割れになることも。

 

さらに言うと、個別の企業に投資することになるので、倒産してしまい紙切れ同然の価値になる場合もあります。

 

株式投資は一般的ですが、ややリスクが高い投資手法だということも理解しておきましょう。

 

株式の売買手数料は近年下がる傾向にあり、ネット証券ではとても安い手数料で売買できます。

 

取引時間中であればいつでも買うことができるので、利便性が高く流動性に優れているのも株式投資の特徴でしょう。

 

投資信託とは?

 

投資信託とは

投資信託とは、ファンドマネジャーと呼ばれる専門家が、金融機関が集めた資金を、投資家の代わりに運用し、その運用成果として得られた利益の一部が報酬として投資家に支払われる投資手法のこと。

 

国内外の株式や債券、金・原油・為替など、様々な金融商品の中から、ファンドマネジャーが投資対象を選択し、組み合わせて運用します。

 

組み合わせの投資なので、投資信託内のひとつの案件で損失が出ても、他の案件で利益が出ていればその損失はカバーされるということ。

 

性質の異なる金融商品に分散投資することでリスクを抑えた運用を行えます。

 

分散投資になるので、投資信託は比較的安定的に利益が得られやすい特徴が。

 

投資信託の分配金は運用成績と投資額で決まります。

 

多額の資金を投資していても、運用成績が悪ければ、損失が発生し、元本割れする可能性も否定できません。

 

運用成績が悪化すると、当初予定されていた配当金は出ませんのでそこはデメリットとして理解しておきましょう。

 

逆に運用成績が良くても、当初の予定額以上の分配金は出ませんので、高望みしないでください。

 

リスクを抑えて運用するように商品設計されている投資信託は、投資家へのリターンがあまり大きくないということを理解しておきましょう。

 

FXとは?

 

FXでは、世界各国の通貨ペアが投資対象になります。

 

通貨ペアというのは、「米ドル/円」「ユーロ/ドル」などのこと。

 

米ドル/「円を対象とするなら、「米ドルを買って、日本円を売る」あるいは「米ドルを売って、日本円を買う」という買い・売りの両方の取引ができます。

 

日本のFX会社で取り扱われている通貨ペアは通常20〜50ペアほど。

 

一般的に取引されているペアは限られているので、FXでは株式投資のように銘柄選定に悩むことはほぼないでしょう。

 

企業を応援するというような意味あいもなく、純粋に稼ぐためにも最も適している通貨ペアを選べばよいだけ。

 

あなた自身の利益を最大限追求できますので、気兼ねなく投資したい人におすすめ。

 

またFXでは株式やビットコインのように価格の急上昇や暴落などが起こっても、その時の価格で投資できるのもメリットと言えます。

 

投資金額の少ない人ほど、FXは向いている投資手法ではないでしょうか。

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